誰も得しない日本史

誰も得しません

共通テスト難易度考察 H30試行調査3

H30試行調査の問題文はこちら(16MB)

大学入試センター

 

このシリーズの基本コンセプトは、こちらをご参照ください。

www.daremotokushinai.com

 

 

解答番号3

以下の選択肢から、戦国大名の領国振興策として不適当なものを選びます

 

① 城下町の振興に向けて、楽市令が出され、商人を呼び寄せようとした。

② 家臣同士の争いや領民の争いを防ぐために独自の法整備に努めた。

③ 新たな採掘技術や精錬技術を導入して、金山や銀山を開発した。

④ 横行した撰銭行為に対し、銭座を設けて貨幣を鋳造し、経済の活性化を図った。

 

①の「楽市令」は基本用語です。②は分国法のことで、基本用語です。③も正しいのですが、『一問一答』の暗記からは導けません。④の「撰銭」は室町~戦国時代のことで、標準用語です。そして、「銭座」は江戸時代のことで、標準用語です。つまり、④が不適切ということですね。

 

以上、基本用語の知識があれば、③と④の二者択一までは絞ることができ、標準用語の知識があれば、④が正答であると分かるということになります。

 

この問題の配点は3点なので、期待値は次のようになります。

 

【期待値表 解答番号3】

 

資料読める

資料読めず

用語習得せず

0.75

0.75

基本用語習得

1.5

1.5

標準用語習得

3

3

その他の必要用語習得

3

3

 

【期待値表 累積】

 

資料読める

資料読めず

用語習得せず

4.25

2

基本用語習得

7.5

2.75

標準用語習得

9

4.25

その他の必要用語習得

9

4.25

 

 

 

 

以下の拙著では、センター試験でも同様の調査をしていますので、これからの調査結果とそちらと比較してみれば、『一問一答』という指標を用いて、センター試験に必要な知識レベルと共通テストに必要な知識レベルがどれだけ変化したのかが明らかになっていくことでしょう。 

 

 

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