誰も得しない日本史

誰も得しません

共通テスト難易度考察 H30試行調査16

H30試行調査の問題文はこちら(16MB)

大学入試センター

 

このシリーズの基本コンセプトは、こちらをご参照ください。

www.daremotokushinai.com

 

 

解答番号16

13~14世紀の社会・経済に関して、以下のXとYの正誤を判定します。

 

X 二毛作が始まり、土地に養分を供給するために、油粕・糠などの肥料を、金銭を支払って購入するようになった。

Y 鍬・鎌・鋤などの鉄製農具が広く普及し、牛馬の使用が進んだため、田畑を効率良く耕せるようになっていった。

 

Xですが、「油粕・糠などの肥料を、金銭を支払って購入する」ものは「金肥」(基本用語)で、江戸時代のことです。よって、基本用語の知識があれば、誤りであると分かります。

Yですが、鎌倉時代に「鉄製の農具や牛馬の利用」が普及したことが、標準用語で問われています。よって、標準用語の知識があれば、正しいことが分かります。

 

この問題の配点は3点なので、期待値は次のようになります。

 

【期待値表 解答番号16】

 

資料読める

資料読めず

用語習得せず

0.75

0.75

基本用語習得

1.5

1.5

標準用語習得

3

3

その他の必要用語習得

3

3

 

【期待値表 累積】

 

資料読める

資料読めず

用語習得せず

18.33

9.83

基本用語習得

29.45

13.83

標準用語習得

38.75

19.58

その他の必要用語習得

40.35

19.68

 

 

下の拙著では、センター試験でも同様の調査をしていますので、これからの調査結果とそちらと比較してみれば、『一問一答』という指標を用いて、センター試験に必要な知識レベルと共通テストに必要な知識レベルがどれだけ変化したのかが明らかになっていくことでしょう。 

 

 

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