誰も得しない日本史

誰も得しません

共通テスト難易度考察 H30試行調査18

H30試行調査の問題文はこちら(16MB)

大学入試センター

 

このシリーズの基本コンセプトは、こちらをご参照ください。

www.daremotokushinai.com

 

 

解答番号18

近世の村と文書に関する資料A・Bを呼んで、以下の選択肢から正しいものを2つ選びます。選択肢の組み合わせ上、二者択一を2回繰り返すタイプの問題となります。

 

a 資料Aでは、年貢等の勘定に際し、百姓が不正な言いがかりを付けないよう、書類に印を押させることが定められている。

b 資料Aでは、村で庄屋が年貢等の勘定を行う際には、百姓にも関係書類を見せて公正に行うべきことが定められている。

c 資料Bから、全村民が各自の日記に村の諸費用を記録し、名主を監視した例があることが分かる。

d 資料Bから、村で名主が諸費用の勘定を一人で行ったために、名主が訴えられた例があることが分かる。

 

資料Aに「庄屋より百姓共に非分申しかけざる様に」とあるので、aを消去してbを選ぶことができます。

資料Bに「(名主が)すべて自分日記へ付け込み」とあるので、cを消去してdを選ぶことができます。

純粋に、史料の読み取り問題です。

 

この問題の配点は3点なので、期待値は次のようになります。

 

【期待値表 解答番号18】

 

資料読める

資料読めず

用語習得せず

3

0.75

基本用語習得

3

0.75

標準用語習得

3

0.75

その他の必要用語習得

3

0.75

 

【期待値表 累積】

 

資料読める

資料読めず

用語習得せず

22.08

11.33

基本用語習得

35.45

7.58

標準用語習得

44.75

23.33

その他の必要用語習得

46.35

25.68

 

 

下の拙著では、センター試験でも同様の調査をしていますので、これからの調査結果とそちらと比較してみれば、『一問一答』という指標を用いて、センター試験に必要な知識レベルと共通テストに必要な知識レベルがどれだけ変化したのかが明らかになっていくことでしょう。 

 

 

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