誰も得しない日本史

誰も得しません

共通テスト難易度考察 H30試行調査27・28

・H30試行調査の問題文はこちら(16MB)

大学入試センター

 

このシリーズの基本コンセプトは、こちらをご参照ください。

www.daremotokushinai.com

 

 

解答番号27・28

与えられた・グラフ・地図・表を読み取って、イギリスが利益を得ることになった下関条約の条項を、以下の選択肢から2つ選びます。

 

① 清国は朝鮮の独立を認める。

② 遼東半島・台湾・澎湖諸島を日本に割譲する。

③ 日本に賠償金2億両を支払う。

④ 新たに沙市・重慶・蘇州・杭州を開市・開港する。

 

資料の読み取り問題です。下関条約を知らなくても解けます。

資料Ⅲから、日本が金を得てイギリスから軍艦を購入することは、イギリスの利益になることが分かります。資料Ⅳから、清国が金銭的に困るとイギリスから借款を受け、それもイギリスの利益となることが分かります。

資料Ⅱの地図をみると、開港した4港はすべてイギリスの勢力圏内にあることから、開港はイギリスの利益となることが分かります。

よって、③と④が正解です。

 

配点は、1つにつき2点です。

2つとも正解する確率は、1/6

1つだけ正解する確率は、4/6

2つとも正解しない確率は1/6

なので、期待値は以下のようになります。

 

【期待値表 解答番号27・28】

 

資料読める

資料読めず

用語習得せず

4

2

基本用語習得

4

2

標準用語習得

4

2

その他の必要用語習得

4

2

 

【期待値表 累積】

 

資料読める

資料読めず

用語習得せず

38.08

19.33

基本用語習得

57.45

17.83

標準用語習得

66.75

33.58

その他の必要用語習得

70.6

38.18

 

 

下の拙著では、センター試験でも同様の調査をしていますので、これからの調査結果とそちらと比較してみれば、『一問一答』という指標を用いて、センター試験に必要な知識レベルと共通テストに必要な知識レベルがどれだけ変化したのかが明らかになっていくことでしょう。 

 

 

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