誰も得しない日本史

誰も得しません

共通テスト難易度考察 H29試行調査11

H29試行調査の問題文はこちら(32Mと重いです)

大学入試センター

 

このシリーズの基本コンセプトは、こちらをご参照ください。

www.daremotokushinai.com

 

解答番号11

伯耆国東郷荘下地中分絵図中に、何本もの中分線が見られる理由を考えます。

 

選択肢は、

① 道路がある所だけで境界を定めたから。

② 田畠(畑)や牧場など土地の用途ごとに分割したから。

③ 荘園の中央に湖が存在するから。

④ 地頭が有利になるように分割したから。

です。

 

知識では解けない問題です。資料Ⅱに「田畠は田畠で分割するという取り決め」「このような理由で、馬野(牧場)・橋津(港)・伯井田などの地区は、領家分・地頭分双方の土地が混在することとなった」とあるので、土地は用途ごとに分割したという②が正解ですね。

なお、絵図と資料Ⅱを見れば①は明らかに間違いで、絵図や資料Ⅱからは④は読み取れません。資料Ⅱを使えば、③は②ほどの妥当性はないことも分かります。

 

この問題の期待値は次のようになります。

 

【期待値表 解答番号11】

 

資料読める

資料読めず

用語習得せず

1

0.25

基本用語習得

1

0.25

標準用語習得

1

0.25

その他の必要用語習得

1

0.25

 

 

【期待値表 累積】

 

資料読める

資料読めず

用語習得せず

6.45

2.7

基本用語習得

8.6

3.85

標準用語習得

9

4.5

その他の必要用語習得

10.25

5.75

 

 

 

 

以下の拙著では、センター試験でも同様の調査をしていますので、これからの調査結果とそちらと比較してみれば、『一問一答』という指標を用いて、センター試験に必要な知識レベルと共通テストに必要な知識レベルがどれだけ変化したのかが明らかになっていくことでしょう。 

 

 

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