誰も得しない日本史

誰も得しません

共通テスト難易度考察 H29試行調査29

H29試行調査の問題文はこちら(32Mと重いです)

大学入試センター

 

このシリーズの基本コンセプトは、こちらをご参照ください。

www.daremotokushinai.com

 

解答番号29

1955年に始まった景気についての空欄[ア]と、戦前最大の輸出先であった[イ]を答えます。

 

① ア アメリカ軍による特殊需要  イ イギリス

② ア アメリカ軍による特殊需要  イ 中国

③ ア 大型設備投資による景気拡大 イ イギリス

④ ア 大型設備投資による景気拡大 イ 中国

 

まず、「特需景気」(標準用語)は1950年に勃発した朝鮮戦争のときの景気です。そして、1955年に始まる高度経済成長を支えたのが「技術革新と設備投資」であることは、『一問一答』では標準用語として問われています。つまり、標準用語の知識があれば、[ア]は分かります。

次に、戦前の最大の輸出先が中国であったことは、用語集の暗記では分かりません。また、問題用紙のリード文からもうかがえません。

 

この問題の期待値は次のようになります。

 

【期待値表 解答番号29】

 

資料読める

資料読めず

用語習得せず

0.25

0.25

基本用語習得

0.5

0.5

標準用語習得

0.5

0.5

その他の必要用語習得

0.5

0.5

 

 

【期待値表 累積】

 

資料読める

資料読めず

用語習得せず

13.57

7.27

基本用語習得

20.31

11.51

標準用語習得

21.58

12.32

その他の必要用語習得

24.75

15.14

 

 

以下の拙著では、センター試験でも同様の調査をしていますので、これからの調査結果とそちらと比較してみれば、『一問一答』という指標を用いて、センター試験に必要な知識レベルと共通テストに必要な知識レベルがどれだけ変化したのかが明らかになっていくことでしょう。 

 

 

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